ポジティブ心理学の研究では、ポジティブなアウトプットは良好な人間関係を構築し、ネガティブなアウトプットは人間関係の支障を招くことがわかっています。
ポジティブ心理学は、アメリカ心理学会の会長だったペンシルベニア大学心理学部教授マーティン・E・P・セリグマン博士が提唱しました。
夫婦関係の専門家であるジョン・ゴットマン博士らの研究により、ポジティブとネガティブ発言の黄金比率は3:1だとしています。ポジティブ発言3、ネガティブなアウトプットは1の割合ですと、パートナーや夫婦関係、家族や職場での人間関係もうまくいくという結果が出ています。
私たちは日頃、ポジティブな感情よりもネガティブな感情を強く感じてしまう傾向があります。つい口からネガティブな言葉が出てきたり、態度や行動に表れたりしがちです。だからこそ、何か嫌なことがあったとしても、ポジティブに考えることが大切だと言われているのです。
不平不満や文句、悪口や陰口などネガティブな発言は、自分の心身に悪い影響を与えるだけではなく、人間関係にも悪影響を及ぼすようになってしまいます。
ネガティブな気持ちをアウトプットすることで、嫌なことが再生し強化され、脳内記憶に定着してしまうからです。ネガティブ思考の練習をしていることと同じことになってしまうのです。
無いものより有るものを観て、ダメ出しよりも褒め受け入れていくことは、心身共に健康で満足感ある人生に直結しています。円満な人間関係を築く上でもとても重要です。
心身共にますます健康で、円満な人間関係でありますように。
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長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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