「人の悪口を言うときは、それが自分に返ってくることを予期しておけ。」とは、古代ローマ(紀元前3~2世紀)の喜劇作家マッキウス・プラトゥスの名言です。

平安時代の陰陽師が由来のことわざ「人を呪わば穴二つ」は、他人を呪って抹殺しようとすれば、自分もその報いを受けることになるため、2つの墓穴が必要になる。誰かを陥れようとすれば、自分にも良くないことが起こるという例えです。

 

人や出来事、環境や世の中の悪口や不平不満ばかり言っている人は、自分の価値をどんどん落としてしまっています。自尊心や自己肯定感も下がっていきます。 自分自身を傷つける自傷行為と同じになってしまうのです。

潜在意識は主語、否定語、時間が、理解できないからです。

 

誰かのことを「アホ」と言うと、自分に向かって「アホ」と言ってることだと、潜在意識は捉えるのです。潜在意識は、誰かのことも自分のこととして捉えます。

「花を想像しないでください」「絶対に花を思い浮かべないでください」と言われたら、どうでしょう?色とりどりの花々が浮かんできますよね。潜在意識は、否定語がわかりません。

一流のアスリートは、勝負の成功の姿をあらかじめありありと想像するといいます。潜在意識には、過去なのか今なのか未来かという時間軸がありません。

 

自分がされて嫌なことはやらない方がいいとよく言われていますが、本当に自分に返ってきてしまいますから。逆に、誰かの幸せを自分のことのように喜んでいると、自分もハッピーになっていきます。

 

文句ばかり言って不幸な人生を歩むか、感謝や感激の心で自他共に幸せな人生を創造していくか、自分で選択できるのです。

潜在意識の3つの特徴を理解して、さらに幸せな人生創りに活かしていけますように。

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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