くれたけ心理相談室-Q&A【2018年9月のお題-1】
あなたの”人生が変わった言葉”を教えてください(くれたけ#95)誰のどのような言葉だったですか?
所属するくれたけ心理相談室内のQ&Aです。
お題が毎月2つカウンセラーに出され、私たちカウンセラーはそれをテーマにブログを書いています。
パッと思いついたのがこの言葉でした。
「願兼於業」(がんけんおごう)。
『法華経』で説かれている仏法の重要な法理です。
『法華経』は仏教の代表的な経典です。
仏法を信仰していた前世があることから今世でも仏法の教えを学ぶことが好きな私。
でも「願兼於業」は大嫌いな法理でした(苦笑)
長い間、理解に苦しんでいました……
菩薩の私たちは、人々の苦しみを理解するために、あえて悪業を願ってこの世に出現。
自分自身が苦悩を体験せずして、どうやって嘆き苦しむ人たちの痛みを分かって寄り添ってあげられるのかというのです。
長年心身の不調で苦しんでいた私。
なんで自分がこんな目に合わないといけないの!?
私だって好きでこんな風になったわけじゃない!
こんな苦悩、願った覚えなんてない!!
憤りや怒り、無気力感や絶望感……
そんなエネルギーに満ち満ちていました。
落ちるまで落ちたら上がるしかない。
どん底までいったら這い上がる。
アップ・ダウンを繰り返していました。
その波の激しさに心底疲れ果てていました。
以前のブログ『課題解決・夢実現を加速させる「祈り」』でも書いたように「ありのまま祈る」。
これが基本ですから、「願兼於業」を身読(しんどく)したいと懇願し続けていました。
身読とは身で読むという意味で、命で体得する、心の底から納得感がある状態です。
もがき苦しみながら徐々に「願兼於業」という法理を受け入れられるようになりました。
数々の試練は、自分の魂が願ったものだった。
そう身読させていただいた時、感謝の気持ちでいっぱいに。
ありのままの自分を受け入れると、
無駄な抵抗は止めて、素直に生きてみようと思えるようになりました。
現状を受入れないと、こんなのは自分じゃない!こんな自分は許せない!!
否定や拒絶、自己嫌悪や自己卑下に陥ってしまいますよね。
どんな自分も尊い自分の一部です。
取り除きたいと思えば思うほど、抵抗は強くなっていきます。
最悪の現状はどんどん悪化してしまうでしょう。
自分を受け入れなれないと、周りの人や社会も受け入れられません。
それどころか、自分で自分を痛めつけるのと同じように、人をも攻撃して傷つけてしまったりします。
もしあなたがどうしても解決できない課題で長年悩んでいるのだとしたら、
ずっとやってみたいと思っているけどなかなか実現しない夢があるのだとしたら、
まずはありのままの自分を受け入れてあげてみてくださいね。
批判や否定めいた視点ではなく、慈しみと温かい愛のまなざしで。
愛おしい幼いわが子を愛情いっぱいで育てるように。
ありのままの自分を受け入れられると、課題解決・夢実現が加速し出しますよ♪♪
課題解決のための方法が思いついたり、夢実現の道筋が見えてきたりします。
必要とするサポーターがすぐそばにいたことに気づくこともあるでしょう。
今日から9月のスタート❣
すがすがしい気持ちで、自分を愛するレッスンを一緒に続けてみませんか。
真心と感謝を込めて
投稿者プロフィール
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長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
渡辺恭代の公式サイト
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