【人を変える方法】

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」とは、カナダの精神科医エリック・バーンの有名過ぎる名言です。

私たち人間が誰かを変えたい。動いてもらいたいという心理を的確に捉えているから、この言葉は世界的にこんなに有名になったのでしょう。

 

この名言を踏まえ、あえて『人を変える方法』をお伝えするとすれば、相手を自ら動きたくなる気持ちにさせることです。相手が望むものを与えるのです。

 

あなたが変えたいと思っている相手が、何を望んでいるのかわかっていますか。

 

人が持つ最も深い行動原理は、人から認められたいと言う気持ちです。アメリカの心理学者マズローは『欲求段階説』という考え方の中で「承認欲求」を、人間の基本的な欲求の一つとしました。

 

私たちは相手を褒めることをつい忘れてしまいがちです。ちょっとしたことに対しても、当たり前や当然という態度ではなく、自信を持たせるような真心の肯定的な言葉がけをしていきましょうね。

誰にでも長所や短所、強みや弱み、成功や失敗もあります。両者は表裏一体ともいえます。誰もが多面的な存在です。相手のどこの部分に着目するかで、あなたの言動も変わってくるでしょう。

真の褒め言葉は相手を思って発せられ、お世辞は我が身かわいさから生まれます。

 

あなたがもし誰かを変えたい。こうして欲しい。あーしないでほしいなどと思っているのなら、まずは自分から心を広げて、真心からの賞賛の言葉を贈り続けることです。

そして愛あるコミュニケーションで、お互いにとって価値ある関係を築いていけますように。

 

『【”i Message”で】 〜愛あるコミュニケーションを〜』も宜しければ併せてご覧くださいませ。