【円満な人間関係の秘訣】

カナダの精神科医エリック・バーンが「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来です」と言及された言葉はあまりにも有名ですね。

原文は下記の通りです。
You cannot change others or the past.
You can change yourself and the future.

 

相手を変えようと四苦八苦するから、悩ましくなってしまうのです。人を変えることにエネルギーを注いでいると、心身共に疲れ果ててしまいます。

変えられないものに執着するより、変えられるものに意識を集中した方が、コミュニケーション力を発揮できスムーズです。自分が変わった方が楽ですし、早く効果が現れます。自分が変われば、相手や環境も本当に変わっていきます。

 

相手に変わって欲しいと望めば望むほど、辛く苦しくなってしまうのは、相手の良くない所に意識が集中してしまうからです。

どんな人にも短所と長所、弱みや強み、失敗も成功もあり、両者は表裏一体です。白黒ハッキリさせない方がいいこともあります。よくないところを指摘し合っていたら、お互いに嫌になってしまいますよね。感謝し讃えあっていけば、人間関係は自ずと円満になります。

 

身近な人ほど、あの人はこういう人だからと決めつけたくなりますが、人は誰もが、色々な側面をもち多面的で変化し続けています。相手があなたにとってかけがえのない存在であるなら、長期的な視点で補い支え合っていくスタンスが大切です。

相手をコントロールしようと躍起になるのではなく、相手にいつもより優しく温かい関心を示しましょう。相手が興味あることを聴き共感してあげることです。自分の関わり方次第で、相手も見違えるようになります。

 

自分のコミュニケーション力をアップさせて、褒め支え高め合える人間関係を、これからも共々に築いていきましょうね。