「足るを知る者は富む（たるをしるものはとむ）」

なぜ人を見てうらやましくなったり

自分にガッカリしたりするのでしょう。

 

ないものねだりなのかも知れませんね。

 

思い通りに変わりたい、変えたい。

そう望めば望むほど

 

現実は理想から遠のいていく気がします。

 

そして変われないことで、焦ったり苦しんだりします。

 

そのような経験を私自身もしたことがありますし

来談者のお話を伺っていても多々ございます。

 

心や体の健康、自分の性格やクセ

パートナーや子ども、家族や職場の人との関係

お金のことや物質的なもの等など......

 

変えたいのに変わらないから

悩みが深まって辛くなっていきます。

 

私がこよなく愛する中華圏。その思想家の智慧をシェアさせていただきたいと思います。

「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」

満足することを知っている者は豊かであり、精進している者は志しがある。　『老子』より

 

今あるものやことに心から感謝できるようになった時

気がついたら望みが叶っていたというケースが多数あります。

 

現実と理想を埋めようと四苦八苦したり悪戦苦闘するより

現実をありのまま受け入れまずは満足してみませんか。

 

そして自分のペースでできることをやったり

これまでやっていたことをやめてみたりしているうちに

 

きっといつの間にかその望む未来に

自分が今いることに気づくことでしょう。

こちらの「先人の智慧に学ぶ」はありがたいことに

毎日のようによく見ていただいている大人気のコーナーです。

 

それだけ皆さんの関心も人間の根源的な悩みや

真相心理的な生命哲学に意識が向うのでしょう。

 

これからも共に先人の智慧も学び合いながら

ますます幸せな人生を創造してまいりましょうね。