はじめての子どもを身ごもっている時に、これから生まれてくる我が子が99%異常な子だと医師から宣告されたら、母はどんなに不安だったことだろうと今更ながら思うのです。

いい先生がいると聞けば、重い荷物を持って何処へでも体が弱かった私を連れて行ってくれたり、忙しい中でも健康のために何でも手作りしてくれたりもしました。

こうした愛情のおかげで、心身共にますます健やかになっている奇跡に、感謝の念はより深まっていきます。かつては好きになれなかった自分の誕生日を、何よりも両親に感謝の気持ちを伝える日にできればと思います。

親子関係、家族関係で悩んでいた時に、人生の大先輩は「恭代ちゃん、どんな親でも親は親なんだよ。」と何度も何度も根気よく励ましてくださいました。

どうしたら親や家庭、自分の心身や性格、生い立ちのことを受け入れられか?長年のテーマでした。かつては毒親だと恨んでいた両親に心から感謝できるまでに成長させていただくことができました。

 

自分が変われば親も変わります。厳密に言いますと、親は根本的には変わっていないのかもしれませんが、自分の意識や捉え方が変わるため、親とのやりとりが楽になります。

自身が一家や一族の太陽になれば、どんなに冷めきった殺伐とした家族さえ、春の陽光に包まれたような温かい我が家にしていくことができます。

 

とは言えど、人生には「辛いな」「きついな」「しんどいな」と感じる時期もあるでしょう。そのような大変な時は、一緒に乗り越えてまいりましょうね。冬は春となるのですから。

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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