人と人の間と書いて人間ですね。だから私たちの悩みのおおよそは、人間関係だと言われるのでしょう。

集団の中で生きている私たちには、周りから承認されているかどうかということを、瞬時に確認する本能が元々備わっています。

 

承認されていないと感じる状況が続くと、防衛機能が働いて心が閉じてしまうこともあります。心が閉じてしまうと、なかなか開けなくなってしまう恐れもあります。

人とうまくコミュニケーションとれなくなったり、人間関係で行き詰まったりして、生きづらさを感じやすくなる要因にもなりかねません。

 

会話する時に、うなずくという承認の態度を示した場合には、うなずかないで聞いた時より、相手が話す量は1.5倍以上になるという研究結果があります。

うなずく時の表情や視線、姿勢や声のトーンといった非言語コミュニケーションは、言葉以上に大きな役割を果たしています。

昨今の文章やスタンプなどでのメッセージのやりとり機能は、大切な人たちと円滑な人間関係を築いていくツールとしては、限界があるということでしょう。直接会って話ができない場合は、音声通話やビデオ通話を併用することをおすすめします。

 

双方が心地よい状態でいられる会話を、自分から心がけて、穏やかな人間関係でありますように。自分が変われば、人も状況も好転していきますから。できることから一歩一歩、一緒に取り組んでいきましょうね。

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
渡辺恭代の公式サイト

お好みの以下のSNSなどでも心をあたため合う交流をさせていただきどうもありがとうございます。

コメントを残す