「成功は99%の失敗に支えられた1%」
本田技研工業元社長の本田宗一郎氏の言葉です。

 

ポジティブ心理学の創設者マーティン・セリグマン博士は「学習性楽観主義」を提唱しました。楽観主義は、学習して身につけることができるというものです。

私たちの意識は、ポジティブなことよりもネガティブな出来事に注意が向く傾向があります。ポジティブ心理学の研究では、一つのネガティブなことを乗り越えるのに、三つのポジティブな経験が必要だという結果が出ています。

ネガティブ3、ポジティブ1の割合です。ネガティブな感情は、ポジティブな気持ちより3倍も強く感じるのです。

 

失敗したり挫折したりした時に、自分に対してどんな説明を心の中でするかを、「説明スタイル」と名づけました。

ポジティブな人は、自分にはどうにかする力があるという前提で、楽観的な対応をします。失敗や挫折は一時的なもので、自分ならいずれ克服できると感じ、試行錯誤を繰り返します。

ネガティブな人は、自分にはどうすることもできないという前提で、悲観的な反応します。落ち込みはずっと続き、自分は適応できないと思い込んで、諦めてしまいがちです。

何かネガティブなことがあった時に、自分にどう言い聞かせるかという「説明スタイル」は、人生に大きな影響を与えるのです。

 

バスケの神様とも称されるマイケル・ジョーダンのNIKE CMのセリフで締めくくります。
「プロでミスしたシュート9,000本。負けゲーム約300。ウィニングショットを外したこと26回。今までミスしてきた。何度も、何度も、何度も。だから俺は成功する。」

 

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
渡辺恭代の公式サイト

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