日頃、家族がなんかぐちゃぐちゃ言ってるけど、うっとおしい、めんどくさいなどと避けたり、観て見ぬふりをしたりしていませんか?

 

話をちゃんと聴かずに様子見していると、家族機能が適切に働かなくなり、家族内の誰かしらが心身の不調に陥ったり、家庭不和になる恐れがあります。

大切な家族と適切な距離感を保ちながらも、家族関係の改善や修復をしていくには、家族同士の対話が必要です。

 

家族で対話をする上で大切なことは、誰もがまんべんなく自分がいいたいことを話し切ること。その話してる人の話を聴き切ることが大切です。

 

まだ相手が話しをしているのに割り込んで、自分が感じることやアドバイスなどを述べたりしないことです。共感的に聴くことに専念します。

問題や原因を探ったり、分析して解決策を練りだそうといった変化を求めるような話は、十分に話を肯定的に聴いた後にします。

 

実際に困っている現状はすぐには変わらないかもしれませんが、その状況に対する感情や捉え方が変化していきます。肯定的に物事を捉えられるようになると、それはもう悩み事ではなくなり、家族の絆を深める糧となるのです。

 

相手は絶対わかってくれない。永遠に分かり合えないといった絶望的な気持ちから、話せばわかってもらえる。語り合えば分かり合えるという認識に変わっていきます。

 

一度の話し合いで全てを解決しようと焦らないことです。気長に関係を育んでいこうという心がけや、根気よく関わり続けていく姿勢が大切です。

 

家庭は、日常生活の基礎となるところです。人間関係の基盤ともいえます。家族が仲良く苦楽を共にしていく人生に、一家一人ひとりの幸せもあります。

 

家族との人間関係がどうであるかが、学校や職場などでの人間関係やパフォーマンスにも影響していきます。良好な家族関係は、幸せな人生の根幹ともいえます。

一家和楽であるよう心から応援しています。

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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