自分の体が今どのような状態であるかを感じることが、マインドフルネスの入口になります。
"今ここ"に意識を集中するマインドフルネスの瞑想で「呼吸を感じます」「呼吸を観ています」などといわれても、とらえどころがないと思います。
お腹が膨らんだりへこんだりする動き、息が鼻腔を通る感覚などに気づくこと、体の状態を感じることからスタートします。
「色心不二(しきしんふに)」「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉は、古来ヨガや東洋医学などの世界で多用されています。いずれも別々のもののようであって、心と体は関連し合っていて、切っても切り離せない関係という意味です。
胃や頭が痛くなって心がストレスに感じていることがわかったり、トイレが近くなって緊張している心の声を代弁してくれたりもしますね。
心が体に影響与えているように、体調不良だと心もしょんぼりしていたり、食欲がないと心も元気になれないといった具合に、体も心に影響を与えています。
心身の状態を感じていたわってあげることは、心と体のメンテナンスになるだけではなく、マインドフルネスのトレーニングにもなります。
ひいては潜在意識の自己肯定感を高めることにもつながっていきます。自己肯定感が高い人は、自分の心身を大切にしています。つまり、自分の心身を大切にすることで、自己肯定感を高めることもできるのです。
何も意識していない時に、胃がどこにあるのか感じるのは難しいと思います。胃が痛くなると、ここに胃があるのだということがはっきりとわかります。
自分の心身の声を常日頃から聴きいたわってあげることは、とても大切です。マインドフルネスの基本中の基本ともいえます。
体の状態を感じる事が心の声を聞くことにもなり、逆もまたしかりです。心と体は密接に繋がっていますから。
心身共にますます健康になるマインドフルネスの習慣化を、共に続けていきましょうね。
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長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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