「泣かないの」「泣いちゃダメ」「いつまで泣いてんの」などと子どもの頃に言われたことありませんか?
男だから、母だから、◯◯だから泣くもんじゃない。泣いちゃいけない。泣いてる場合じゃないなどと、自分で自分の気持ちを抑えていると、大なり小なり、早かれ遅かれ、心や体、対人関係などに支障が出てきてしまいます。
"涙"には心身を癒す効果があります。泣きそうなのをこらえている時、交感神経が優位の緊張状態で、涙が流れると副交感神経に切り替わって癒しになります。
精神科医フロイトは、悲しい話で泣く心理療法で、抑えられてた感情が意識化され、取り除かれていく事を「カタルシス」と呼び、メンタル症状改善に役立てました。
感情の浄化、気持ちのデトックス、心のクリーニングとも言えるでしょう。思う存分に泣いた後は、心がスッキリした感じがしますね。
「カタルシス」は元々、哲学者アリストテレスが『詩学』に記した「悲劇が観客の心に怖れと憐れみを呼び起こし感情を浄化する効果」を指す演劇学用語でした。
精神科医フロイトが言及した精神医療用語になる前のお話しです。
涙を我慢するとストレスがたまってしまいます。適時泣くことで発散されます。泣きたい時は我慢しないでいいんですよ。
共々にスッキリした心でまいりましょうね。
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長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
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