精神科医で作家でもある
帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)先生が

先行き不透明な現状の中に
いることができる能力

どうしようもない状況を
受け入れ耐える能力として

ネガティブ•ケイパビリティ
=負の能力」ということを

同名の著書等で
言及されており
興味深く拝読しましたので
シェアさせていただきたい
と思いました

 

普通はポジティブ•ケイパビリティ
積極的な能力を想像します
ポジティブに課題を解決する力です

 

しかしネガティブケイパビリティは、
難問を素早く解決するのではなく、
その問題を一旦棚上げにします

より発展的な深い理解に至るまで
じっくり模索し続けるスタイル

いわば中ぶらりんの状態を
持ち堪える能力だといいます

 

白と黒をはっきりさせるのではなく、
その中間のグレーゾーンのままいる

グレーゾーンを受け入れた状態で
曖昧さや懐疑の中にいることが
できる能力ともおっしゃってます

 

難題を早急に解決するのではないから
視野を広げてじっくり周囲を見渡せる

固定概念が払拭され
客観的に物事を捉えられる

そうしたスタンスを
堅持していくことで

人の言動に振り回されたり
心が右往左往したりしなくなる

と大病を患ったご経験もある
精神科医の先生はおっしゃっています

 

一筋縄ではいかない
難しい問題に直面されている
あなたの一助となれば幸いです

 

投稿者プロフィール

渡辺 恭代
渡辺 恭代くれたけ心理相談室【南信州支部飯田ルーム】心理カウンセラー・メンタルヘルスコーチ
長野県飯田市の心理相談室を拠点に近隣などへの訪問や、全世界でのオンラインでも、人生の苦楽を共にしながら、本当に望む幸せな人生創りをサポートさせていただいております。
渡辺恭代の公式サイト

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